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CONTRIBUTOR投稿者
「変動金利と固定金利ってどちらがお得なんですか?」
よく聞かれる質問です。
正直、どちらがお得なのかは35年ローンを払い終えてみないと分かりません。
金利は景気や物価によって変動しますから、これから長期に渡って払っていく中で景気や物価がどうなるかなんて、誰にも予想できません。
では、どう選べばよいのか?
どういう支払い方が合っているのか?という基準で選んではいかがでしょうか。
変動金利と固定金利には、どちらもメリットデメリットがあります。それを知って、どちらの支払い方が合っているのかを選択するのです。
変動金利は、金利が低いというメリットと毎月の支払いが増えるかもしれないリスクというデメリットがあります。
変動金利を選ぶなら、リスクに備えることが必要ですね。
よく「変動金利って上がっても上限があるんですよね?」と聞かれることがありますが、支払額には上限がありますが、金利の上限があるわけではありません。
ということは、支払いは変わらなくても金利と元金の割合が変わってくるので、元金が減ってない!?みたいなことが起こる可能性があります。
固定金利は、変動金利に比べて金利が高めというデメリットがありますが、将来支払いが増えるリスクが無くて安心して支払えます。
でも、景気も物価も良くならず金利低迷が続くと「チクショウ!」と変動金利に乗り換えたくなるかもしれません。
しっかりリスクに備えて金利の動向を見ながら返済するか、安心して安全に計画的に返済するか、どちらが良いかご夫婦で話し合ってみてください。
ただ、絶対にしてはいけないことが、計画を変動金利でしないこと!!
低い変動金利で計画してしまうと借入額を多くすることが出来るので、リスクに備える事が出来なくなります。
計画は必ず固定金利でされてください。
私が生まれた頃の1980年代は8%なんて驚く金利だったそうですが、今は超低金利時代と言われます。アパートの家賃くらいで家が買える時代です。
そうすると家が買いやすくなりますから、衝動的に気軽に買ってしまいがちですが、後悔や失敗が無いようにしたいものですね。
あくまでも35年という長期に渡って支払っていくものですから、しっかり資金計画をしたり、ずっと支払っていけるかの確認をしてマイホームを実現することが大切です。
「家を買う」ことが目的になってしまわずに、家を買う事でご家族の将来が、より幸せなものになることが、家を買う本来の目的だと思います。
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